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2 福島原発では、核爆弾のような”核爆発”は起こらない

■核爆弾のような”核爆発”はしないのか?

核爆弾で起こる”核爆発”は、原発事故では発生しないとされる。
核爆弾にウランを使う場合は、ウラン-235を100%近くに濃縮したものを使用する。天然のウランのなかにはウラン-235は0.7%しか含まれていない。この天然ウランをそのまま燃料に使う型の発電炉もあるし、また軽水炉型の原発ではウラン-235を3%ぐらいに濃縮して使っているが、爆弾の場合はウラン-235を純粋100%に近くする。これら純粋のウラン-235またはプルトニウム-239を2つ以上のかたまりに分けておき、それぞれのかたまりは臨界質量以下にしておく。それらのかたまりを火薬の力で急激にぶつけ合うと、連鎖反応を起こし爆発する。 ウラン235の核爆弾の2つのかたまりが、火薬の力でぶつかり合って1つになったとき、中性子が飛んでくれば10万分の1秒以下でウラン-235全部の原子核が核分裂し、莫大なエネルギーを放出し、周囲の物を吹き飛ばしてしまう。

原子炉内部では、この核分裂反応(=”核爆発”)を、減速材を使って非常にゆっくりと連鎖させ、制御している。これを、臨界と呼んでいる。

原発では、例え事故が起こってもウラン-235やプルトニウム-239の純度が100%近くになることはないので、核燃料が再臨界に達しても、「核爆弾のような核爆発は起こらない」。




小暮 勇午
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