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身近な空気の汚染源、掃除機~掃除機が出す微粒子は、人体に危険なサイズが多い~

掃除機をかけるとむしろ埃っぽいし、排気がよくない、とも聞いたことがありましたが、その根拠が改めて分かりました。

***「食と暮らしの安全」リンクより以下引用***

「掃除機から漏れ出る排気」リンク
家庭用掃除機は、どのくらいの大きさのチリをどのくらい取っているのでしょうか。

ほとんどの家庭で国産の家庭用掃除機を使っていますが、そのほとんどは排気中の大きなチリしか除去していません。大きなチリは床に落ちているので、赤ちゃんや、寝ている病人などには影響がありますが、普通に生活している人には見た目が汚いだけです。

家電メーカーは、掃除機の吸気量=排気量の多さを競ってきたので、ほとんどの機種はコード口や車輪などに穴を開けて排気しています。
それだけでは足りないと、あちこちから空気を漏れ出させて、排気を助けてさえいます。そうすれば、パッキンを使わないですむので安上がりにもなります。

簡単に濾過しただけでチリをたくさん含む排気が、掃除機のあちことから漏れ出ているのが、日本のメーカーの掃除機です。これは、設計に根本的な問題があると言わざるを得ません。

「肺まで入る細かい微粒子が危ない」 リンク
「クシャン」とくしゃみが出るうちは、花粉症もダニアレルギーも、人体へのリスクは比較的軽いものです。

エアコンなどでカビ臭のする空気を吸うと、「ゴホゴホ」と咳が出ます。これは、花粉やダニが鼻で捕捉されるのに対し、カビは小さいので気管まで入ったからです。

「クシャン」と「ゴホゴホ」では、体へ侵入した程度が違い、吸ったときの危なさが違うのです。

人体への影響を考えるために、ダニ、花粉、カビの大きさを比較してみます。

ダニで小さいサイズのものは100ミクロン、花粉は10ミクロン、カビは2ミクロンです。

これらをそのまま吸った場合、ダニと花粉はすべて鼻で捕捉され、くしゃみが出ます。花粉症の人が、鼻だけでなく目にも症状が出るのは、そこで花粉を捕捉しているためです。

カビは小さいので鼻毛では完全に捕捉できず、気管まで入ります。だから、くしゃみだけでなく咳まで出るのです。

3ミクロン以下の微粒子は気管まで入り、気管支炎を起こすことがあります。それでも咳で取り出せるサイズのものは、まだいいともいえます。

ダニ、花粉、カビが粉砕されて1ミクロン以下の大きさになると、肺にまで入るので、もう取り除けません。アレルギーの人は、アレルゲンが肺にまで入るので、やっかいなリスクを抱えることになります。

免疫細胞が微粒子を吸収して処理しますが、うまくいかないと、肺炎を起こすことがあります。

残念ながら、日本の掃除機が出す微粒子は、人体に危険なサイズが多いのです。

人体にとっては100ミクロンの大きなチリより、10ミクロンから0.3ミクロンくらいの小さなチリの方がやっかいなことは、少なくとも35年以上前にわかっていました。当時できた公害防止管理者の資格試験のテキストに出ていたからです。

家電メーカーには、大気汚染の公害防止管理者がいるはずです。知識を持っている人がいるのに、排気の人体への安全性はまったく考えず、吸引力だけを競って掃除機の開発を続けたのです。


「JIS規格に問題があった」 リンク
掃除機が人間に危険な排気を出す理由の一つは、JIS(日本工業規格)が細かいチリを問題にしていないからです。
JISに、「排気試験じんあい」の規格があります。
下の表を見れば一目瞭然で、5μm(=ミクロン)の粒子径が最小単位で、大きなチリ(じんあい)を対象に測定していて、私たちが問題にしてきた0.3ミクロンのチリは対象になっていません。
(中略)
JISの「じんあい測定装置」項には、「じんあい測定装置は、少なくとも0.5~10μmの測定できるパーティクルカウンターからなる」とされています。
実際に売られているパーティクルカウンターは、ほとんどが0.3μmまで測定できます。それで「少なくとも0.5μm」と書かれているのかと思ったら、「測定値は5μm以上の実態がある粒子放出を示すべき」とも書かれていました。
微粒子をどう扱うかは、おそらく国際的にも議論が分かれているところなのでしょう。

鼻毛で取れるような大きなチリを除くだけの規格では人間の健康が守れないことは、1970年ごろの公害問題のときには、すでに指摘されていました。大気汚 染公害防止管理者の資格をもっている人は、肺の中まで入ってしまうチリが危ないことは常識で、そのサイズのチリを排気に出さないように集塵機を設計していたのです。

ところが、家庭用の掃除機には、カーペットなどから吸い出した危ないサイズのチリを放出できる規格があったので、驚きました。
寺澤政彦医師は、肺の中まで入る0.3ミクロンのチリは喘息を悪化させるので、人の命を危険にさらすと心配しています。
JIS規格を変更する際には、この0.3ミクロンのチリを排気に出さないようにすることが重要なポイントとわかりました。


リンク
もともとは、カーペットや畳の中にあって問題を起こしていなかったチリを吸い出して、室内に舞い上げることが、なぜ見落とされていたのか、今となっては不思議なこととしか言いようがありません。

寺澤政彦医師は、締め切った室内で掃除機を使うと、呼吸器に異常が生じて、肺炎を起こす可能性があると警告しています。
チリの中にはアレルゲンがあるので、アレルギーの人が咳き込むのはもちろん、ダニアレルギーや喘息、花粉症を悪化させます。

人体に直接、有害なだけではありません。エアコンや空気清浄機の内部に汚れが付着し、そこにカビが生えて、カビだらけの汚い空気を室内に出す原因にもなっ ています。そして、臭いのひどさから、買い換える人がいるので、エアコンや空気清浄機の寿命を短くして、資源問題の悪化にもつながっていました。

家庭の空気の汚れは、建材から揮発するホルマリンやフェノール類によるシックハウス問題と、プラスチックから揮発する物質の2つがメインテーマと考えてい ましたが、もう一つ、掃除機という基本的で重要な汚染源が隠れていたのです。それを発見したのが、今年の活動の最大の成果と考えています。


三池晴与
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