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福島第一原発の状況と今後の見通し④ ~今後の予測~

『ヤスの備忘録』より、引用(続き)です。

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●これからの地震

ところで今回は、宮城沖で発生した未曾有のM9.0の地震から、1000年に一度という巨大な津波が襲い、それによって原発はやられ放射能漏れに至っている。これと同じようなパターンの災害が今後も連鎖する可能性はないのだろうか?

筆者がもっとも信頼するネットメディアにビデオニュースドットコムがある。最近、地質学の専門家である元新潟大学理学部地質科学科教授の立石雅昭氏にインタビューし、今後の地震の可能性を予測していた。


●地震の25年から30年周期

立石雅昭氏によると、現在の日本の地震学では地震の周期説が認知されており、25年から30年周期で地震の多発期と減少期を繰り返すという。1890年代から現在までの期間を見ると、以下のような周期になるという。分かりやすくするために、それぞれの期間に名前をつけた。

○1872年~96年、活動期
1894年 10月22日 庄内地震 - M 7.0、死者726人
1896年 6月15日明治三陸地震 - M 8.2~8.5、死者・行方不明者2万1,959人
1896年 8月31日 陸羽地震 - M 7.2、死者209人

○1897年~1922年、静穏期

○1923年~48年、活動期
1923年9月1日 関東大震災 - M 7.9、死者・行方不明者10万5,385人
1925年5月23日 北但馬地震 - M 6.8、火災発生、死者428人
1927年3月7日 北丹後地震 - M 7.3、死者2,925人
1930年11月26日 北伊豆地震 - M 7.3、死者272人
1933年3月3日 昭和三陸地震 - M 8.1、大津波発生、死者・行方不明者3,064人
1943年9月10日 鳥取地震 - M 7.2、死者1,083人
1944年12月7日 東南海地震 - 三重県沖、M 7.9、死者・行方不明者1,223人、伊豆から紀伊にかけて津波
1945年1月13日 三河地震 - M 6.8、死者・行方不明者2,306人、津波あり
1946年12月21日 南海地震 - 和歌山県沖~四国沖、M 8.0、死者・行方不明者1,443人、房総から九州にかけて津波
1948年6月28日 福井地震 - M 7.1、死者・行方不明者3,769人。※この地震を機に気象庁が震度7を制定

○1949年~1994年、静穏期

○1995年~2020年ないし2025年、活動期
1983年5月26日 日本海中部地震 - M 7.7、秋田県で最大震度 5、死者104人
1993年10月4日 北海道東方沖地震 - M 8.2(旧M 8.1)、北海道道東で最大震度 6、死者・行方不明者は北方領土で11人
1995年1月17日 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災、阪神大震災) - M 7.3(旧M 7.2)、Mw 6.9、兵庫県南部で最大震度 7、死者・行方不明者6,437人
2001年 3月24日 芸予地震 - 本震は M 6.7(旧M 6.4)、広島県南部で最大震度 6弱、死者2人
2003年 5月26日 三陸南地震- 本震は M 7.1、岩手県・宮城県で最大震度 6弱
2003年9月26日 十勝沖地震 - 本震は M 8.0、北海道で最大震度 6弱、死者2人
2004年 9月5日 紀伊半島南東沖地震 - 最も大きい地震は M 7.4
2004年 10月23日 新潟県中越地震 - 最大震度 7。計測震度計で震度7が観測された最初の地震。死者68人
2005年 3月20日 福岡県西方沖地震 - 本震はM 7.0、福岡県・佐賀県で最大震度 6弱、死者1人
2007年 3月25日 能登半島地震 - 震源は石川県能登沖。M 6.9、最大震度 6強
2007年7月16日 新潟県中越沖地震 - M 6.8、新潟県・長野県で最大震度 6強
2008年 6月14日 岩手・宮城内陸地震 - M 7.2、岩手県・宮城県で最大震度 6強
2010年2月27日 沖縄本島近海で地震 - M 7.2
12月22日 父島近海で地震 - M 7.4。父島と母島で最大震度4を観測。小笠原諸島に一時津波警報が発令された。八丈島で最大60cmの津波を観測。
2011年 3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)。M9.0(日本の地震観測史上最大)


●静穏期に当たっていた高度経済成長期とバブル期

これを見ると、1983年の日本海中部地震と1993年の北海道東方沖地震を例外として、大きな地震はほぼ25年から30年の周期で活動期と静穏期を繰り返していることが分かる。

そしてこの周期では、1948年から1994年が静穏期になる。この期間は、高度経済成長期ととバブル期の2つの成長期が存在している。

○静穏期
1948年~1994年

○高度経済成長期
1960年~1970年

○バブル期
1985年~1991年


●今後、M9.0規模の地震の可能性は80%を越える

そして、いまの活動期の間に、M9.0規模の地震がある可能性は80%を越えるという。いま、もっとも可能性の高い地震は東海と南海、そして東南海地震がセットでくる可能性である。現在の活動期は1995年から始まっている。すると、2015年から2025年くらいまでの間に、M9.0クラスの東海と南海、そして東南海地震がセットでくる可能性は非常に高いと言わねばならない。

ということは、地震から津波、そして原発の損傷から放射能漏れに至る今回のパターンは、東海と南海、そして東南海で再度繰り返される可能性は高いと言わねばならない。

我々はいまから準備しておくべきだろう。

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匿名希望
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