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福島第一原発の状況と今後の見通し③ ~4月11日以降の状況~


『ヤスの備忘録リンク』より、引用(249377続き)です。

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●さらに深刻な事態

しかし、このようなぎりぎりの状態を変化させてしまう状況が存在する。それは地震の発生である。

4月11日、福島で震度6の余震が発生した。この余震によって第一原発の外部電源が停電したことから、注水が50分間停止した。これと同様のことは、4月7日の地震でも複数の原発で起こっている。

いま福島第一原発は、外部からの注水で再臨界に達した可能性のある炉心をなんとか冷却し、ぎりぎりのところで水蒸気爆発を回避している状況である。

このようなときに地震で停電し、注水が不可能な事態に追い込まれたら、炉心がまた再臨界に達し、水蒸気爆発する可能性ははるかに高くなるはずだ。

いま異常な多さの余震が続いている。このようなシナリオになる可能性は決して否定できないはずだ。これから数回震度5クラスの地震が起これば、状況は大きく変化するだろう。


●最悪のシナリオを想定する

こうした状況で家族を守り、我々が生き残って行くためには、最悪な状況を想定し、対処方を考えたほうがよいだろう。常識的に考えた場合、東北で地震が起こると、以下のような段階で事態は推移するものと思われる。

1)停電で原子炉への注水が停止したとの報道が流れる
2)原子炉が爆発したとの報道が流れる
3)政府の説明と、首都圏などへの「自主的屋内退避勧告」が出される

原子炉が爆発し、東京が風下になっていると、12時間くらいで高濃度の放射能雲が首都圏に迫ると考えられている。これがはっきりした段階で、政府は「自主的屋内退避勧告」を出す可能性が高い。「退避勧告」であれば、人々はパニックし、人口の大移動のため、航空券や乗車券などの予約は不可能となり、道路も渋滞するはずだ。

政府はこれを避けるために、「自主的屋内退避勧告」とし、放射線量が非常に高く、相当に状況は悪化していても、「基本的には大丈夫だが、外に出る場合は注意するように」くらいのトーンダウンした勧告に止める可能性が高い。パニックの発生を恐れる政府は、長い間この程度の勧告にとどめるのではないか。

ということは、3)が出た段階で300キロ圏外に避難を決定しても、人口の大移動は始まっていないので、航空券なども予約でき、退避できる可能性は高い。3)の段階であれば、まだ人の大移動は始まっていないので、航空券なども予約ができると思う。

いずれにせよ、我々は緊急時の行動計画を今から立てておくべき時期に入ったようだ。


●政府の準備?非常に手に入りにくい放射線測定器

ところで、政府は原子炉が爆発するという最悪な事態を想定し、準備を始めている可能性もある。

すでに数週間前から、放射線測定器は手に入りにくい状況が続いているが、最近いろんな業者で注文済みの製品の発注が一方的にキャンセルされるケースが相次いでいる。筆者の友人の多くもそのような目にあっている。

そして、キャンセルの理由が「政府調達のため」だというのだ。もちろん、首都圏を「屋内退避地域」に指定した場合、首都圏各地域の汚染状況を把握するためには大量の放射線測定器が必要になる。

そのような準備がすでに行われているのだろうか?真偽は分からないが、そのような可能性もあるかもしれない。

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匿名希望
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