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牛白血病が急増…食肉用牛豚の有病率の高さが報じられない理由

かつての狂牛病、鳥インフルなど家畜にまつわる疫病とその処分はいたたまれない思いがよぎります。家畜を工業生産然としたプロセスで管理しようとすることに無理がある。そんな流通業界の都合と過剰な衛生観念が複合して悲劇を生み出しているように思います。

リンク
より引用です。

_____________________________________________________________________

Business Journalより
2018.02.15
文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事

■牛白血病が急増…
食肉用牛豚の有病率の高さが報じられない理由

 昨年12月22日に上梓した『じつは体に悪い19の食習慣・改訂版』(ワニブックス)は、おかげさまで好調に売れ行きを伸ばし、すぐに重版となりました。
三刷りも時間の問題と思われます。
おそらく、この連載をお読みくださっている方々の中にも、すでにお買い求めくださり、お読みくださった方がいらっしゃることと思います。
誌上をお借りいたしまして、御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

ーーー中略ーーー

●偽物“熟成肉”が氾濫

 今回、特に反響が大きいのは、食肉のことです。
本書の本文にも書きましたが、巷では「肉ブーム」とでも呼ぶべき現象が多々見受けられます。

 安い肉を大量に食べられることから、肉がメインの飲食店が人気を得て、店舗数も増えました。看板に「熟成肉」を謳っている店もよく見かけますが、それらのほとんどは、本来の意味の熟成肉とは似ても似つかぬ偽物ばかりです。

 親しくお付き合いをしていただいている精肉業の経営者は、そのことを嘆き、また心配しています。きちんとした知識を持たずに、いいかげんな保存方法で製造した“熟成肉もどき”によって、食品事故が起こるのではないかと危惧しているのです。

 肉を熟成させるためにはカビの力を借りるのですが、それはそう簡単にできることではないのです。筆者としては、まがい物の熟成肉で食品事故が起こらないように祈るばかりです。そんなことで、また食品業界や飲食業界全体がやり玉に挙げられるのは本望ではありません。

 また、これも本文に書きましたが、今現在「牛白血病」が急増していることも、深刻な問題です。詳しくは拙著に譲りますが、2015年度に農林水産省が発表した「牛白血病に関する衛生対策ガイドライン」には、そのことが明記されているのです。そしてそれは改善されておらず、見込みも立っておりません。これまでも筆者は、食肉になる牛や豚の有病率の高さに関して、厚生労働省が発表している「食肉検査等情報還元調査」などを参考にして警鐘を鳴らしてきましたが、それを真剣に受け止め、ご理解くださる方は圧倒的に少数でした。

 牛白血病の原因が何であるのか、確たる情報はありませんが、飼料として使われている遺伝子組み換え作物の影響や、大量に投与されるホルモン剤、抗生物質などが関与していることが原因のひとつであることは明々白々でしょう。

●劣悪な食材を使用するファストフードやコンビニ弁当

(中略)

 よく聞く話ですが、農家の方が日常的に食べている食事がコンビニ弁当であったり、スーパーの惣菜を盛り合わせたものであったりします。繰り返しますが、非難しているのではありません。疑問を呈しているのです。どうしてそんなことになってしまったのか、一緒に考えましょうと提案しているのです。

 私たちが健康でいるために重要なのは、食習慣、食生活全般です。たまの一食が、ファストフードであったり、コンビニ弁当であったりすることは、やむを得ないかもしれません。しかし、それが毎日となると、黙って見過ごすことはできません。それらに使われている食材は劣悪を極めます。
肉の問題だけではなく、米や野菜や調味料に至るまで、本来であれば私たちの健康を守るためのものであるはずの食事が、かえって健康を害するものになっていることに気づき、改善できるところは改善していくべきだと考えます。

 事実を知ったら、今のままでいいと考える方はほとんどいないでしょう。
農家の方の中にも、畜産業者の方の中にも、今のままではいけないと考えている方はたくさんいらっしゃいます。しかし、声を上げて事を荒立てたくないと思っている方も少なくありません。だからこそ、消費者から変わるしかないと筆者は考えます。購買という、一種の投票行為を通じて、自分の意思を市場に反映させるのが正しい手法だと思っています。
『じつは体に悪い~』が、そのきっかけとなり、一助となることを著者として強く望んでいます。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)

ーーーー

以下、Wikipediaより一部転載

牛白血病

牛白血病(うしはっけつびょう、英:bovine leukemia)とは牛白血病ウイルス感染を原因とする地方病性牛白血病(EBL)と病原微生物が不明な散発性牛白血病(SBL)の総称。
日本では家畜伝染病予防法の届出伝染病に指定されており、対象動物は牛、水牛。
牛白血病ウイルスはレトロウイルス科デルタレトロウイルス属に属するRNAウイルスであり、牛のBリンパ球に感染し、感染した牛は持続感染して、感染源となる。
地方病性牛白血病ウイルスは節足動物による機械的伝播、垂直伝播、血液を介する伝播を引き起こす。
地方病性牛白血病は大部分は無症状であるが、一部では数年の潜伏期の後に元気消失、食欲不振、下痢、便秘などの症状を示し、数週間で死に至る。
散発性牛白血病は子牛型、胸腺型、皮膚型に分類され、子牛型はリンパ節の腫大、胸腺型は胸腺の著しい腫脹、皮膚型は発疹、丘疹を形成する。
治療は行われない。
日本ではと畜場において牛白血病と診断された場合には全部廃棄処分となる。
_____________________________________________________________________
(引用おわり)



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