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爆発(水素爆発、水蒸気爆発)するかどうかは、放射能を外部へジワジワと放出し続ける冷却注水をいつまで続けるかによる③

■爆発が起きない条件
以上のように見ていくと、「水素爆発」「水蒸気爆発」のいずれにおいても、福島原発で爆発を発生させないためには、【外部にそのまま放射性物質を放出し続けられるか】、放射能物質を圧力容器と格納容器が一体となった『水缶(棺)』のなかに閉じ込めるための【冷却注水がいつまで続けれるか】にかかっている。

ところで、肝心の冷却注水だが、現在は、循環の冷却回路が壊れているため、“建物の消火ポンプ+消火水槽”で行っているらしい(250080に添付されている「原子力安全・保安院(NISA)、原子力安全基盤機構(JNES)」資料による)。しかし、放射性物質から放出される熱はこれから何十年と続く。こんな仮設対応は長くは続けられない。

また、外部にそのまま放射性物質を放出し続けているが、そんな汚染が蓄積される環境で、作業員はいつまでも従事を続けられない。

そのため、(恒久的な)新たな循環回路の冷却システムを早急に構築できなければ、爆発は起こりうる可能性は否定できない。

■爆発することが最悪のケースなのだろうか?

爆発すれば、放射性物質が一気にすべて外部に飛散される危険はあるが、それは計画的に爆発させれば、避難も考えられるし、放射能物質の飛散対策も考えられるし、期間も限定されて復興計画もまだ立てやすいところもある。
それに対し、現在のように放射能ダダ漏れ状態の冷却注水の方法を続けて、ジワジワと放射能を外部に放出・蓄積していくのと、どちらが危険なのだろう?
現在の状態は、爆発という目に見えないが故に、見えない放射能物質を知らずに吸い込むことを殆どの人が無防備で受け入れていくことにならないだろうか。




麻丘東出
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