忍者ブログ

抗うつ剤が、「幻覚」「躁病」「重度の不安」などの深刻な離脱症状を引き起こすことが最新の研究で明らかに

In Deepより リンク

最新の国際的研究で、抗うつ剤を中止した人たちの半分以上が重度の離脱症状を示し、そこには永続的な損傷が含まれていることがわかった

英国ローハンプトン大学など国際的研究チームによる最近の研究で、抗うつ剤の離脱症状の重大性が示された。

発表された論文のタイトルは、「抗うつ薬の離脱作用の発生率と、その重症度および持続期間に関する体系的なレビュー :現在の抗うつ薬のガイドラインは医学的証拠に基づいているのか?」というもので、この研究は、抗うつ剤が、これまでに想定されていたよりもはるかに中毒性が高く、有害であることを明らかにしている。

米国でも、これまで数多くの著名な精神科医たちが、抗うつ剤の危険性について主張していたが、今回の研究は、その長年の問題を後押しするものにもなる。

論文のハイライトは次のとおりとなる。

・抗うつ剤の服用を中止しようとした人たちのうちの半数以上( 56% )が離脱症状(禁断症状)を経験している。
・離脱症状を経験した人のほぼ半数(46%)は、その症状が重度のものだった。
・離脱症状が数週間または数ヶ月以上続くことも珍しくないことがわかった。
・これらのことから、現在のイギリスとアメリカでの抗うつ剤のガイドラインは、離脱症状の重篤度および、離脱症状が持続する期間を過小評価している。抗うつ剤のガイドラインの見直しには重大な臨床的意義を有する。

現在の「イギリス国立医療技術評価機構」(イギリス保健省配下の保健機構)と、アメリカ精神医学協会での、うつ病の治療ガイドラインでは、抗うつ剤の離脱反応は「限定的である」とされており、深刻なものとは見なされていない。

しかし、今回の研究では、抗うつ剤の離脱反応は、限定的ではなく、半数以上に起きる上に、重度も高いことが示されたのである。

研究グループは、抗うつ剤の離脱の評価のため、以下の方法を用いた。それぞれ論文からの抜粋だ。

抗うつ薬の離脱反応の発生率、重症度および持続時間を確認するために、体系的な過去の医学文献の精査が行われた。そして、さまざまな方法論とサンプルから、抗うつ薬の離脱反応に関しての 23の関連研究を特定した。
(中略)
そのうちの 14件の研究による離脱発症率は 27%〜 86%で、加重平均は 56%であった。
そのうちの大規模な調査による 4つの研究では、最も重度であることを裏付ける抗うつ剤の離脱症状を経験している患者の加重平均が 46%に上っていた。

また、非常に多様な 10の研究のうちの 7つでは、離脱を経験した人々のかなりの割合が、その症状が 2週間以上続いたことが分かり、抗うつ薬をやめた人たちが、離脱症状を数カ月間以上経験することも珍しいことではないことがわかった。

離脱症状に伴う副作用の症状の種類も多く、論文には以下のように書かれてある。これが数カ月以上続く場合もあり、中には永続的な機能障害を示すこともある。

抗うつ薬の中止後の典型的な症状には、不安、インフルエンザ様の症状、不眠症、吐き気、平衡感覚の欠如、感覚障害、過知症の増加、めまい、感電様感覚、脳波の異常、下痢、頭痛、筋痙攣および振戦(からだの震え)等がある。

上記の症状が最も一般的な身体症状だが、抗うつ剤の服用中止が躁病を誘発する可能性があるという証拠もある。

また、感情の鈍化、泣くことができないなどの症状や、性機能障害については、これが長期的あるいは永続的な機能障害となる場合がある。

(中略)

抗うつ薬の離脱に関するイギリスとアメリカでのガイドラインは、抗うつ薬の離脱の発生率、重症度および持続時間に関する証拠とは明らかに異なる。そのため、我々は、これらのガイドラインを緊急に刷新することを提案する。

今のガイドラインのままだと、おそらく離脱症状への誤解(抗うつ薬の離脱症状は大したものではないという現在の誤解)が広がり、結果として、抗うつ薬の処方が必要ではない多くの人たちへの抗うつ薬の処方が続き、あるいは、より高い薬効の抗うつ薬処方の増加をもたらす可能性がある。

処方する医師たちは、患者に抗うつ剤をやめる時に起き得ることの可能性について十分な情報を伝えるようにするべきだと勧告したい。

そして、研究者たちは、イギリスとアメリカ以外でも世界中で抗うつ剤の処方の増加しており、その増加は「抗うつ剤の離脱症状に対して、さらに抗うつ剤が処方される」という状態が促進されている可能性があると指摘した。

抗うつ薬の使用期間が長くなると、同じ期間での抗うつ薬の処方量が増加するために、そのような長期使用がなぜ起きているかを理解する必要がある。

今回明らかにされた証拠によれば、抗うつ薬の長期の使用は、抗うつ薬を中止する際の離脱症状の発生率と、その重症度、および離脱症状の持続期間の過小評価に部分的に根ざしている可能性がある。例えば、うつ病が再発した時には、抗うつ薬の使用がまた始まり、あるいは抗うつ薬による治療が効かなかった時には、新薬の試行や薬の大量投与につながっている可能性があるということだ。

この問題は、長期の抗うつ薬の使用が、重度の副作用の増加、体重増加リスクの増大、患者の自律性および回復力の障害(医学的援助への依存度の増加)、より大きな再発率、さらには、死亡率の上昇と、認知症の増加があるということだ。

このように研究者たちは、現在の精神医療においての抗うつ剤の使用そのものに対しての問題も指摘した。

精神医学の現在のガイドラインには危険性が多い。しかし、今回のイギリスの研究者たちのように、少数であっても、勇敢な専門家たちのおかげで、私たちは精神医学の危険性を客観的に知ることができる。

また、現在は、精神医療での薬剤をやめるためのプログラムも存在する。




匿名希望
PR

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

ランキング

にほんブログ村 環境ブログへ お勧めサイトランキングへ

カウンター

カレンダー

05 2019/06 07
S M T W T F S
1
2 3 5 6 7 8
9 10 11 13
16 17 18 19 20 22
23 25 26 27 28 29
30

バーコード

ブログ内検索

P R