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子供に投票権があったら全員原発反対かも

久しぶりに塾の授業のことをご報告します。

2011年、新年度のスタートを、東日本大震災ニュース一色で染めていた日本の大人たち。しかし、子供たちはそうでもありませんでした。

私はとくに地震の話や原発の話をしようと想っていたわけではなくて、たまたまその日は強い余震?があったので、自然に地震についてのお喋りになりました。震度4くらいの地震はもう慣れましたーと笑って話していました。

最初の地震のときは怖くて怖くて塾に来れない子がいたのですが、数ヵ月後はそういう子はいません。地震の話は比較的短時間で終わり、誰からともなく原発の話しになりました。

びっくりしたのはチェルノブイリなどのことはもう自分で調べた様子でした。半径500キロ以内の立ち入り禁止区域、チェルノブイリ原発で働いていた人の被曝、住民の悲劇、現在のチェルノブイリなど。中には奇形生物の話などを知っている子もいました。

私がどれくらい怖ろしいかを説明する必要はありませんでした。ところが一つだけ子供たちの自主探索では知り得ぬことがありました。それはこんなに怖ろしい事故が起きる原発なのになぜたくさん作られているかということでした。

そのなぜ?は知らない子供たちが選挙権を持っていれば、100パーセント原発は廃止になるでしょう。

私は少しだけ説明しました。原発で大金が儲かる人がいるんだよ。

一同、しーん。

しばらくして、中1になったばかりの女の子Aさんが深いところから感じた言葉をみんなに言いました。

>「死ぬときはみんな一緒だ。」

緊張感が走りました。打破するように、高2のお姉さんが、

>「それはそうだけど、中1の女の子が言うことではないわね。」

他の子たちはすこし緊張が解けて笑い出しましたが、Aさんは真顔です。

Aさんに笑顔が戻ったのは、

>「今ね、現場で頑張っている人、ネットで本当のことを発信して頑張っている人、いっぱいいるからね。」

という私の声を聞いてからでした。

>「でもね、本当のことを言おうとすると、言論を統制、制限されてしまう。避難しようと言うと険悪なムードが被災地でも生じるそうだよ。」

すると、高2のお姉さんが、

>「地震の時の近所同士のあのムードですね。」

さすが日ごろからものを考えている高校生は大体のことは分っています。マスコミ派、政権派、ネット派、人づて派。情報源が何処なのかによって大きく考え方が違って来る。それが表面上は近所仲になってあらわれて来ます。

子供だけなら原発は明日にでも廃止。そこを惑わす大人の邪心と無知。子供の危機感と本当のことを知りたい!を充たし、この非常時に本当のスキンシップをしてあげられるのは、子供同士の共感と事実を発信する大人だけなのだと想いました。




佐藤英幸
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