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嫌煙の歴史とその背後

西谷さんがタバコの起源から伝播について投稿されていますが、では逆に嫌煙の歴史はどうなのだろう?

http://web.sfc.keio.ac.jp/~s01727hh/tabako3.html
>タバコが浸透していくと同時に禁煙も始まった。イギリス王ジェームズ1世は1604年、人々がタバコに溺れ散財したのでは国力の低下につながるとして、禁煙政策を打ち出した。ただしこのときは喫煙を禁止するのではなく、税金を一挙に40倍に吊り上げたのだった。その税収を新世界探検のための造船にあてたりしたが、結局無理がきて禁煙政策は失敗に終わった。キリスト教の世界でも禁煙が始まった。タバコは異教徒の文化であるとして、またその幻覚性や依存性への恐れから、宣教師たちがタバコを吸うことはかなり規制されていた。しかし、大航海時代の流れにより早くから船に乗り世界中を旅していた宣教師たちは早くからタバコに慣れ親しんでおり、スペイン、イタリアではそれが問題になっていた。ローマの教皇ウルバヌス八世は1642年にセビリア司教座大聖堂でタバコを用いた者は直ちに破門するとの教書を出し、インノケンチウス十世も1650年にサン・ピエトロ大聖堂でのタバコの使用を同じように禁止した。ロシア正教会でも禁煙令、イギリスでもその後またビクトリア女王が禁煙令が出されるが、それぞれ完全にタバコを廃止させることはできなかった。
また禁煙はキリスト教圏だけにとどまらず、イスラム主義国ではさらに異文化に対する拒絶反応が激しかった。トルコに喫煙の風習が伝わるとまもなく、アフメット一世は、タバコがキリスト教の悪魔によってもたらされたものでコーランの教えに反するとして弾圧を開始した。彼の子であるムラト四世がもっとも厳しく、処罰した違反者は五年間で25000人にのぼった。ムガール帝国のジャハーンギール皇帝が1619年、ペルシャのアバース一世が1629年に、それぞれ禁令を出し、唇や鼻や耳を切り落とすといった残虐な刑を下している。>

タバコの嫌煙運動は、タバコの有害性に対する“事実”が出発にあるのではなく、“徴税の対象”と“異教徒の文化に対する拒絶(排他的宗教色)”から始まったようだ。


>その後タバコ文化はマヤ文明からインカ、アステカ文明に伝えられ、南北アメリカ大陸全土に広まって行き、15世紀以降、ヨーロッパ全土へと広まります。>

タバコはアメリカ発でありながら、嫌煙運動もアメリカ発で訴訟など激しく行われています。
http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/jimusyo/105NY/INDEX.HTM

>アメリカ合衆国は喫煙規制が厳しいことで世界的に有名であり、タバコに関する訴訟も数多く起こされている。>

アメリカほど、訴訟などの収奪にみられる私権意識、排他的宗教色(ユダヤ、キリスト)、そして自己正当化する個人主義が強い国はない。(ウーマンリブもアメリカ発だ・・・)

嫌煙運動は、有害性の事実を出発点にしたのではなく、「私権意識、宗教、近代思想」、この辺りが原因にあるように思えて仕方がない。

因みに、肉体破壊の原因は人工物質にあることは明らかだが、アメリカほど排気ガスを撒き散らす車社会は無く、この辺りがスケープゴートの要因である疑いもある。




麻丘東出
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