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原子力産業界は、情報統制をしている・・!?

【フランスArevaのレポートは・・】
このような事を言っているのは、NRCだけではありません。 おそらく業界最大であるフランスの原子力コングロマリット、Areva始め、他の大きな原子力会社も同様です。 2011年3月23日付のNew York Timesの記事にもあったように、事故発生から10日後の21日に、スタンフォード大学にて招待者のみで開かれたミーティングで、Arevaは一般には知らされていない、非常に重要な問題を提示しました。 我々は、その時のArevaのレポートを入手することが出来ました。 

さて、Arevaのレポートは、なかなか憂欝な内容なのですが、中には間違った情報も含まれている事が分かりました。 この「状況を悪化させるような」Arevaのレポートの「問題点」については、次回、取り上げたいと思います。

Arevaのレポートによると、3つのリアクター全ての核燃料は、すでに5000度(5000℃)にまで達していると書かれています。 これは、鋼鉄の融点、さらにはzircalloyの融点をも超えており、この事からコアの崩壊が確実に起きている事が明らかだ、とあります。 
Arevaは、特に2号機に注視しており、水素爆発の衝撃により、格納容器に破損(亀裂)が生じていると指摘しています。 1、3、4号機は、屋根が吹き飛んでおり、2号機は比較的破損が少なそうに見えます。 しかし、2号機内では、内部に水素が溜まり、何かの拍子で発火したような形跡が伺えます。 原因は不明です。 例えば、鼻をつまんで、くしゃみをした時に耳がポーンとなるのと同じような事が起きたのかも知れません。 おそらく、そのような事が2号機で起きたのだと思いますが、それが格納容器を破損したものと思われます。 Arevaと原子力産業界は、そのことを知っていて、私達には情報を提供しないのです。

また、Arevaのレポートには、50km以上に範囲を広げて、作物や乳製品の製品コントロールを行うべきだと書かれています。 これは、原発からおよそ30マイルと云う事になります。 これは、放射線が優に緊急避難区域を越えて飛散している事を物語っており、その地域の作物および乳製品は汚染されている、という事を意味します。

Arevaのレポートには、4号機についても大きく書かれています。 4号機のリアクターには燃料は使用されていませんでしたが、爆破は起きています。 これについては、炉心が外気に触れ融けたことが原因で起きた、と説明されています。 4号機の炉心が溶融したのは、地震の衝撃で燃料プールに亀裂が入り、そこからプールの水が漏れて炉心がむき出しになってしまったためだ、とArevaは見ています。 つまり、今言われているようなプールの水が沸騰・蒸発して、水が無くなってしまった、という事ではないようです。 地震の時にプールに亀裂が生じ、水が無くなり、zircalloy-水素の化学反応は、必然となった訳です。

Arevaのレポートの最後には、放射性物質を一番放出しているのは、おそらく格納容器の無い4号機ではないか、と書かれています。 そして、核分裂生成物は全て、爆破の可能性があると、言っています。

最後に、このArevaレポートを知る業界のインサイダーからの話によると、このArevaのレポートを当日会場でプレゼンした人物は、こう言ったそうです:「明らかに、我々は近年における最大の大惨事を目撃している」と。 まあ、Arevaはプライベートなミーティング(内部)では、事態は深刻であるとしながらも、公(外部)には、原子力産業界と原子力規制員会(NRC)とによる核(原子力)ルネッサンスは今後も発展して行く、と言っているようなものですね。
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以上転載終了




匿名希望
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