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人がタバコを必要としたのは?(生理作用面から)

街角や喫茶店などで、ホッと一息ついて煙をたなびかしている人を見ていると、なんか精神が解き放たれてる状態って感じがする。

・・・タバコのもつ作用、依存性とかも、何に由来するんだろうか?人々がタバコを必要とした理由を生理作用の面から見てみたい。

>ニコチンは、身体に生理的変化をもたらすアルカロイド(植物塩基)で、とりわけ栽培種には多くのニコチンが含まれている。さらに喫煙によるニコチンの吸収速度は非喫煙による摂取形態、例えば噛みタバコや嗅ぎタバコよりも早く、なかでも紙巻タバコの場合、パイプ喫煙や葉巻をも凌駕し、15~20秒で身体の隅々まで達する。すみやかに吸収されるこのアルカロイドの依存性こそが様々な意味で人類を虜にしてきた。
>アルカロイド(植物塩基):お茶やコーヒーに含まれるカフェイン、たばこに含まれるニコチン、ケシの実から得られるモルヒネなどもアルカロイドの一種。アルカロイドは強い生理作用を持つものが多く、中毒の原因となる有害なものだけでなく、薬として利用されているものもある。


このようなアルカロイドの性質は、神経伝達物質(ホルモン)の作用に似ているようです。
>アミンの神経ホルモンにはドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニンなど数種あるが、いずれも化学的に安定している。それだけに神経ホルモンとしては全身に(アナログ的に)作用し、、おだやかなムードや感情を作り出す、従ってアミンに似たアルカロイドは作用が穏和で、毒性があっても比較低安全である。脳に効いて心を静め、体内の血液循環系を整える薬として使われるものが多い。(参照:http://www.naoru.com/alkaloid.htm)

このように、タバコは手軽にかつ穏やかに神経伝達物質(ホルモン)に近い作用を得ることが可能な作用をもっているようだ(コーヒーも?)。

究極的には
>タバコは精霊の糧として互酬的な贈与物と位置づけられ、喫煙を通じてシャーマンは精霊と交信し、例えば病因を探るなどしたのである。

に見られるような、精神的な解脱状態(不全や肉体からの離脱状態)をもたらしてくれるから・・・ではないだろうか。タバコを吸いながら放心しているひとや思索に集中している人なんか、これに近い感じがする。


以上
特記なき限り引用は「タバコが語る世界史」和田光弘氏



井上宏
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