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スーパーホットスポットを次々発見 放射能汚染に新事実、この数値を見よ! ②

引き続きリンクより転載します。
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その疑問を科学的に解明した人物がいる。群馬大学の早川由紀夫教授、専門は火山学だ。火山灰の拡散メカニズムをもとに、福島第一原発から出た放射性物質の動きを研究している。早川教授が解説する。

放射能は大きく分けて四つのルートで拡がった。一つめは3月12日に北に流れて平泉まで到達したもの、二つめは南に流れて首都圏、栃木、群馬に行ったもの、三つめが北西方向を襲った最大の汚染、四つめが海越えで千葉と東京に流れたルート

「このルートが発生したのは3月21日午前。福島から海沿いに水戸方面に南下し、柏や流山にホットスポットをつくった」
 だが、まだ疑問がある。途中の水戸市や鉾田市よりなぜ東葛が高いのか。早川教授が続ける。
「原因は雨です。3月21日、北から放射性物質を運んできた風と、南からの湿った風がここでぶつかって、放射能を含む雨を降らせたんです。その翌日に採取された東京都の水道水(松戸市に隣接する葛飾区の金町浄水場)から放射性物質が多く検出されたことも、これで説明がつく」
 図にはいくつかの矢印が記されている。矢印の方向に進む、ナメクジの足跡のようなこの帯こそが、東日本にホットスポットを作った「放射能の足跡」なのだという。早川教授がそれぞれに説明を加える。
「データを分析すると、福島第一原発からの放射性物質の大量放出は、大きく4回あったとわかりました。
 最初が3月12日の夜。南相馬から太平洋を北上して時計と反対回りに女川を経由し一関市に向かった。平泉を汚染したのはこのルートです。
 2回目が3月15日の午前中。いわき市→水戸市と南下し、そこから3方向に分かれている。宇都宮方向に向かったもの、群馬方向に向かったもの、首都圏に南下したもの。軽井沢周辺を汚染したのはこの時の群馬ルートです」
 そして最悪の放出が起きたのが、3号機の建屋が爆発した翌日の、3月15日夕方からだった。
「原発から北西方面に進み飯舘村などを徹底的に汚染し、そこから時計と反対回りで福島、二本松、郡山、那須、最終的には日光まで流れていきました」
 このルートが、現在SPEEDIなどで公開されているもので、多くの国民はこのルートしかないと思っている。
 実際はそうではなく、これが3回目。4回目の大放出が、前述した3月21日の、海越えで東葛を汚染したルートだった。
 恐ろしいのは「原発からいつ放射性物質が大量発生したか、誰もわかっていなかった」という事実だ。
「多くの人は爆発が直接の原因で放射能が拡がったと思っているが、それは違います。イメージで言うと、爆発などで施設のどこかに穴などの不具合が生じ、ある時シューッと漏れ出す、という感じだと思う。
 その証拠に、最悪の放出が始まった3月15日の夕方には、爆発的事象は起きていないのです」
 これが何を意味するか。今後、爆発がなくても再び大量放出される危険性は十分にあるということだ。表面的に原発が落ち着いたからといって、けっして安心できないのである。
 早川氏の地図は行政のデータを元にしているが、本誌はその裏付けを独自調査によって行った。
 まず日光。
・日光市運動公園水飲み場付近 0.56
・日光市丸山公園滑り台下の芝生 1.12
 いきなり1を超えるスーパースポットに出くわす。日光の顔、東照宮正門は高台にあるからか、0.36と数値が下がったが、1以上がまだまだ続く。
・那須野が原公園正面駐車場 1.38
・那須塩原市立関谷小学校正門前 1.57
・那須塩原市立金沢小学校正門前 1.25
 とても小学生が通える汚染度ではない。
 ちなみに那須塩原は山裾が異常に高く、平地がそれに続くが、山の中に入ると線量は少し下がる。隣接する那須町の山中に皇室の那須御用邸があるが、その周辺は0・57と、高い水準ではあるが避難レベルにはいたらなかった。
■都内はホットスポットだらけ
 これまで知られていなかった3月15日午前の群馬ルートも調べた。気になるのはやはり避暑地・軽井沢の線量だ。
・JR軽井沢駅前 0.36
・南軽井沢交差点付近 0.34
・軽井沢中学校正門前 0.38
 やや高いが同じく避難レベルではない。マップを見ると汚染ベルトはそこから北上、川場方面へと時計回りに伸びる。
・沼田市道の駅白沢の駐車場 0.52
・川場村川場スキー場前 0.48
 忘れてはならないのが、放射線量の高さは近い場所でも地形によって劇的に変わる可能性があることだ。
 川場スキー場へとつながる峠道の、S字カーブ。ちょうど雨が流れつきそうな場所を調べると、線量計が激しく鳴り、画面が真っ赤に染まった。
 2.27---。
 今回の調査のなかで最高の数値、まさにスーパーホットスポットだ。このように、ホットスポット周辺には必ずスーパースポットが隠されている。行政の定点観測では、そうした危険な場所はわからない。
 3月21日に発生した第4の大放出。葛飾や足立などの東京23区東部を汚染したのも、東葛と同じくこのルートだった。
・足立区役所前 0.45
・足立区ベルモント公園水飲み場付近 0.49
 都内では高い水準だがスーパーホットスポットではない。しかし地道に調べると、やはり見つかるのだ。
 区内でも人が集まる東武竹ノ塚駅前。近くの側溝で線量は0.69と跳ね上がった。のぞき込むと、汚泥が盛り上がって水が滞留している。こういうところは間違いなく線量が高い。
 そして、これまでも報じてきた文京区。週刊現代を発行する講談社は、同区の坂に囲まれた窪地に位置している。
・文京区講談社社屋裏の植え込み 0.34
・文京区講談社社屋裏高速道路下の側溝 0.42
 文京区のある母親は、千代田線千駄木駅近くで2.39のスーパーホットスポットを発見したと、ネット上で報告している。
 区内を南東方向に流れる目黒川。桜の季節は都内有数のお花見スポットとして賑わうこの川沿いの植え込みを調べると、0.45という場所があった。目黒駅から坂を下りきったところにある、目黒雅叙園前の側溝でも、0.30を測定。さらに、東大駒場キャンパスの、土の運動場脇の側溝でも、0.44というホットスポットを発見したのである。
 足立、葛飾、江戸川、台東、文京各区以外は、都内の線量はだいたい0.1~0.2の間で安定している。しかし徹底的に調べれば、都内のどこでも必ず0.3超のスポットが見つかる、というのが本誌の実感だ。
 汚染マップを作成した早川教授は、国や自治体の線量調査に対する姿勢に疑問を投げかける。
「たとえば足立区。原発事故後にデータをずっと出していたが、すでに数値が上がり始めていた3月28日に、機器の故障を理由に発表をやめてしまった(5月11日に再開)。あれでは、数値が高いから隠したんだと思われても仕方がない。
 東京都の新宿モニタリングポストの数値も怪しいですね。個人レベルの調査ではなく、共産党の都議団がきちんとした機器で測った数値と比べても、半分くらいの低さです。数値が低く出るようなクセのある機械を使っているのか、何かからくりがあるはずです」
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以上です。


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